京進スクール・ワン和邇教室。滋賀県エリアの進路・学習相談に確かな自信。豊富な経験を踏まえた学習指導。

「生徒が話しかけてくる、何でも屋のような存在。保健室の先生のような存在。」
これが現在の成績に決して満足していない、また、不安でいっぱいの生徒さんに対しての私の立ち位置です。

大学卒業後、京進 小中部水口校に赴任し、小・中学生の指導に９年間あたり、内３年間は校長として勤めました。その後、京進本社に異動し、スクール・ワンの教室運営を指導する立場を経て、このスクール・ワン和邇教室に参りました。
そのため、滋賀県の高校受験事情には精通しており、また、大学受験にも知見があります。

今の状況を何とかしたいけれども、どうしたらいいかわからない生徒さん、そして保護者さまに対して、これまでの経験を最大限に活かすと同時に、まずは「受験や学校の学習に対して、何でも相談できる存在」になることが最も重要だと考えています。

これまで指導してきた生徒さんの中には、色々なタイプの生徒がいましたが、スクール・ワンに通う前の状態には共通項があります。それは、「できるまで学習をしていない」ということです。というと、長時間学習しないといけないと思われるかもしれませんが、それは少し違います。
学校の授業はまじめに聞いているものの、家で復習をほとんどしていないケースが多く、その根本的理由に「学習するなら、しっかりやらないといけない」という考え方がかえって足かせになっているように思います。

つまり、「復習をしなさい」というと、「毎日○時間学習しないといけない」「その日のうちにすべて理解しないといけない」などと、自らハードルを高く考えがちなのです。
そこで私は、「教科書やノートを開かなくてもいい。布団に入ってから寝る前に、朝から順番に一日の授業で何を習ったか思い出すだけでいいから」と伝えるようにしています。　
学習を始めることにハードルを上げ過ぎていて、結局できないことが多いのだと私は考えています。気軽にゲームを始めたり、マンガを読み始めたりするように、「簡単にできるところから始めればいい」というスタンスでいる方が、かえって短期間で自宅やスクール・ワンでの自主的な勉強を習慣づけることができると、私はこれまでの経験の中で確信しています。

【指導ケース１】中学３年生：英語２４点→８７点へ。
大学受験を見据えた高校受験。

部活のキャプテンをやっていて、中学３年生の１学期期末に英語２４点だった生徒が、夏休みに入室。その後、学習する癖を付けるところから指導を行ったところ、最終的に英語８７点をとるまでに。そのことで、本人の意識も変わり、当初は「入れる高校に入ることができればいい」という考えであったが、大学受験を見据え、志望校を変更するまでに至った。

【指導ケース２】中学１年生：６０点→９０点台へ。
一度下がった成績を短期間でV字回復。

中学１年生の１学期や２学期中間までは、ほとんどの科目で８０～９０点をとっていたが、次第に６０～７０点に成績が下がり、中学２年生になる直前の春休みに入室。その後、中学生としての学習の進め方を指導し、中学２年生の早い段階から９０点台を連発するようにV字回復をした。

和邇教室で最も生徒数が多い志賀中学校では、科目によって若干の差はありますが、テスト結果表のグラフを見ると、０～３０点の割合が非常に多く、学力分布のフタコブラクダ化が進んでいます。これは、この地域特有のもので、京都・滋賀の他の地域の教室では見られない傾向です。

これまで生徒を指導してきた経験上「目標がないと伸びない」ということは言い切れます。逆にいえば、生徒が自分にとってやりたい目標が設定できれば、学力を伸ばすことは、決して難しいことではありません。

「子どもに将来の夢や目標を持って欲しい」。そのためには、中長期の目標を設定することが最初のステップになります。中学生であれば、「目の前に迫る高校受験ではなく、大学受験を目標にする」、同様に高校生であれば「大学受験ではなく、どんな社会人になりどんな仕事をしていたいかを目標にする」、そうすることで、目標を実現するために、今現在は何をしなければいけないのか逆算で考えることができるようになり、生徒自身が自分で考え、自主的に学習に取り組めるようになります。

私は、和邇エリアの中学生・高校生の教育に携わる人間として、可能性に満ちた子どもたちに「大学受験やどんな社会人になりたいか」についての目標を一緒に設定してやりたい、そして中学から高校の６年間を、一貫して生徒と一緒に伴走したいと考えています。